京大受験生必見!!受験相談始めました!!

f:id:osirikajirimusiking:20171118231822p:plain

 

受験生のみなさん
こんにちは!!
京都大学総合人間学部4回生の梶本と申します。

 

大学では、東南アジアを周遊したり、インドやアメリカを横断したり、
また、学生団体をつくって仲間とカンボジアに小学校を建てたりと
ありがたいことにとても貴重な体験をたくさんさせていただきました。

 

こんな僕は、実は京大を3回受験しています。
京大を二度落ち、違う大学に通っていたのですが、仮面浪人をし、
実質2浪という形で京大に入ることができました。

 

僕は結果から分かるように決して勉強ができるわけではありません。
それでも、モチベーションの保ち方であったりとか、戦略的な勉強の仕方、自己管理などを徹底的に研究して
最終的には合格最低点より150点ほど上回って合格することができました。

 


僕が今回このような受験生の受験相談をしようと思った理由は2つあります。

 

一つ目は、
上にも書きましたが、成績を上げるためには、モチベーションや自己管理、戦略がとても大事だと僕は経験上学んだのですが、
受験生でそれを知ってる人は少ないし、普通の予備校ではそんなことを教えてくれることはない。

受験生の目的は、勉強ができるようになることではなく、志望校に合格することだと思います。
勉強ができるのも大事かもしれませんが、本番で実力を発揮できることの方が大事なのではないでしょうか?

僕は、自分が受験生の時にとても苦労したし、知りたかった。
だから、受験生に僕の経験を何か還元できないかと思ったというのが一つ目の理由です。

 

二つ目は、
受験生の時に京大の情報が少なすぎた。
学部選びなんかは、受験生の時はなんとなく農業に興味あるから農学部とか
偏差値が高いから物理工とか
科目的に法学部とか
そのような決め方をして、入ってからすごく後悔してる人が本当にたくさんいます。


たぶん想像してるよりも本当にたくさんの人が後悔しています。
せっかく頑張って入って4年間過ごすのに嫌々過ごすなんて嫌ですよね??

 

でも、学校の先生や予備校の先生は知らないです。
だから、実際に通っている京大生に聞くのが一番いいと思います!!

 

それに大学でしたいことが明確であればあるほど、勉強にも身が入ります。

 

京大に入ることにワクワクしてない人は結構危険です。

 

結局思いが強い人が最後には勝ちます!!

 

大学は自由です。京大は本当に自由です。
いろんな大学生活があります。
僕の友達にはこんな大学生もいるよってことをたくさん紹介できると思うので、
ぜひ活用てもらえたら嬉しいです。

 


◎詳細


ビデオ電話などで約一時間、僕が受験相談をします。
一時間3000円で、もう一度してほしいなどの場合は、その都度料金が発生します。
申し込みが完了されたら、僕の方からメールを送らせていただきますので、
そちらで日程調整などをさせていただくという流れです。

 

申し込みはこちらから!

https://kajiking.thebase.in/

 

何か質問等ありましたら、こちらまで!!

kjmac0104@gmail.com

 

◎担当者


梶本雄一朗
京都大学総合人間学部4回生
大阪市立大学建築学部中退
大学時代はバックパッカーとして旅をしたり、学生団体をつくりカンボジアに小学校を建設。

「革命のファンファーレ」を読んで。

f:id:osirikajirimusiking:20171017194228j:plain

キンコン西野は、注目され出したタイミングくらいから僕も注目してて、ただのミーハーやけど、彼の言うことは信頼できるから、僕自身かなり影響を受けていると思う。

実際、この前やったクラウドファンディングはかれのノウハウを使わしてもらって、Readyforの4000件以上のプロジェクトの中から注目のプロジェクト4選にも選ばれた。

f:id:osirikajirimusiking:20171017194252j:plain



昔から拾い物の言葉を使う人は、自分的にはすぐには信用できず、僕が好きな人の共通点は嘘がなく、自分の経験してきたことを言葉にして話す人。


というわけで新刊「革命のファンファーレ」が出てすぐに読んでみたけど、また大きく影響をうけてしまった。

自分が印象に残ったことを3つシェア。
(3つあるかわからないけど、後で帳尻つける笑)


一つ目。
より根っこであろうところから。
「感情は環境に支配される。」というところ。

"お金を集めるには信用が必要だ。そして信用を勝ち取るためには、お婆ちゃんみたいなことをいうが、嘘をつかないことが大切だ。そのためにはうそをつかなくても良い環境を作ることが大切だ。人が嘘をつく理由は、嘘をつかざるをえない環境にいるからだ。僕らの意思決定の舵は、ぼくらの「脳」ではなく、「環境」が握っている。"

"僕があなたよりも勇気があるわけではなくて、ぼくがあなたよりも意見しやすい環境にあるという話。"

本の中では他にもいくつか例があり、繰り返しこのことを述べていた。

これを自分に当てはめたとき、まだ整理はできてないけど、僕には逃げ場所がたくさんあるなあということ。
つまり、自分のコミュニティが分散してるから、ここで失敗しても次のところに移れば良いとなる。
だから、人よりも、意見の主張ができるのではと思った。

重要なのは、勇気を持とうとするのではなく、いかに自分がしたいと思うことを自分がしやすい環境を作るかにフォーカスするかということ。

とても合理的だと感じた。

 

二つ目。
本を読んでいて、広告の本質は、いかに人が口コミしたくなるかにとことんこだわるということ、だと解釈した。

西野は、自分の時間が限られているし、足らないということを心からわかっていて、どうやったら他人の時間を使えるかというところにフォーカスしている。

いかに人が口コミしたくなるか

この問いにとことん向き合う。それは、人間の行動のくせ、心理学的な視点、今の時代の人が何を望んでいて、どんなものが好きなのか、どんな習慣があって、どんな一日のスケジュールなのか、どんな悩みを持っているのか。

これらに対するアンテナがすごい。

僕も、もともとCMのような広告は人を短期的に思い込ませてるだけやし、CMをうちつづけないといけない時点で本質的ではないと思っていたから、口コミには共感するし、そこに対するアプローチがとても合理的ですごく勉強になった。


三つ目。
これからの時代、有名になってもなんの価値もないということ。本当に価値があるのはファンがいること。タレントとアーティストの違い。認知タレント人気タレントの違い。

ベッキーとゲスの極みの騒動後、ベッキーは活動できなくなったのに、ゲスの極みは問題なく活動できてるのはなぜか?
っていう例えは秀逸やった。

本当に大事なものは信用であるということ。
ファンであるということ。

単に有名になってもなんの価値もない。

 

といった3つが印象的やった。
(なんとか帳尻合わせれた。笑)


みたいな感じかな。
(あ、勝手に口コミしてしまった笑)

 

f:id:osirikajirimusiking:20171017194307j:plain
デンマークの本屋の棚
(全く関係はない)

【募集】京大生!!学生団体ピーターパン立ち上げメンバー!!

はじめまして。
このページを開いてくれて
ありがとうございます😂

京大総合人間学部4回生の梶本です。
この前までPumpit(ぱんぴっと)っていう団体の代表をしてました!!

じっとしていられない性格で、昨日思いついて、もう今日には募集してるんですけど、学生団体ピーターパン立ち上げます!
(名前ダサいからもしかしたら変えるかも笑笑)


◎コンセプト

「かっこいい大人に会おう」


大学を卒業したら、就職して、結婚して、子供が生まれて普通の幸せを。

若いうちは死に物狂いで働いて、出世して、お金に困らないようにしよう。


僕たちの未来は、僕たちが知ってる世界でしか描けない。


この世界には、僕たちが思ってるより、いろんな生き方がある。

そして、僕たちは自分次第でなんでも選択できる。


でも、選択肢を知らないと選べない。


僕たちが出会う大人が語る決まり文句。

「若いうちに遊んどきや、大人なったら遊べないで。」


僕たちはいつからか、大人になるのが嫌だった。

大人は自由じゃないと思っていた。


そんな大人になりたい?

僕はなりたくない。


「大人最高!!今が一番楽しい!!」

って言える大人になりたい。


僕たちは、普段過ごしていたら会えないような、かっこいい大人を知ったら、カッコいい大人と出会ってしまったら。

自分の生き方の選択肢が増える気がするんだ。

「未来にワクワクしてなんぼ。」

 

◎活動内容
僕たちはそんな、かっこいい大人と大学生が出逢える場を創ります。

現段階での主な事業内容は、
・かっこいい大人の講演会開催
・かっこいい大人紹介メディア

例としては、キングコング西野や武井壮など著名人を始め、みんなが知らないけど実は超かっこいい生き方をしている大人まで、さまざまな「かっこいい人」を呼んで講演会をしたり、取材などをしてメディアで発信していこうと思っています。

就活じゃ絶対に会えないような大人をどんどん紹介して行けたらと!


◎創設者紹介
京都大学総合人間学部4回生
梶本雄一朗

f:id:osirikajirimusiking:20171017192450j:plain

(親友に撮ってもらったお気にショット)


仮面浪人を経て京大総合人間学部入学。バックパッカーとして東南アジア周遊。インド横断。キャンピングカーアメリカ横断。カンボジア小学校建設プロジェクトPumpit 3rd を立ち上げ、代表として一年半活動。2017夏に学校建設完了と同時に解散。最近は、デンマークにて幸福について学んだり、政治と投資に興味あり。今年の12月にはTEDx登壇予定。11月からBarもやる予定。Twitter:@VerySmallFace

 

◎立ち上げメンバー募集
一緒に活動してくれる人を募集します!!

サークル、部活、バイト、勉強だけの生活なんかおもんないなあ。

将来不安やなあ。

なんかとにかくおもろいことしたいなあ。

なんでもいいから、ちょっとでも上の文章で刺さったら連絡ください!!

とりあえず、11/29に、とってきおきのくそおもろい大人の人と講演会しようと思うので、
それの企画運営が最初の仕事です!!

活動頻度とか、事業の進め方とかは、みんなで決めていきたいなあって思ってます!!

ゆるく、生産性高くやりたいです笑笑
とりあえず興味ある人は、一番下にLINEあるので送ってください!!


◎最後に
僕は、おもしろい生き方がしたい。

別に富とか名声とかいらんし、
とにかく自分が「楽しい!」とか「最高!」とかそういう瞬間をたくさんつくりたい。

常に新しいことをしてたいし、やりたくないことに使ってる時間なんてない。

世界中の絶景を見たいし、世界中の人たちと仲良くなりたい。

会社人にはなりたくないし、社会の1人として常におもしろいことを仕掛けていきたい。

経済成長に興味はなくって、幸せに興味がある。

堅苦しい理由で活動したくないし、
単純に「楽しいからやってる」を大切にしたい。

不安とか焦りで動きたくないし、
未来にワクワクするから動きたい。

世界は広いし、日本は深い。

自分が大切にしたいものを、ちゃんと大切にしたい。

いろんなものが忘れられてる気がするねん。

一緒にオモロイコトやろ!!!

f:id:osirikajirimusiking:20171017192513j:plain


(ロスの海岸にて)


連絡待ってまーす!!

LINE Add Friend
僕のLINEですー!
ここに気軽に連絡ください!!
人数そんないっぱいにする予定はないので、早めに連絡いただけたら嬉しいです!

人格主義、インサイドアウト@7つの習慣

個性主義と人格主義

最近50年間に出版された成功に関する文献はどれも表面的なものである。

そこに書かれているのは、社交的なイメージの作り方やその場しのぎのテクニックばかりだ。

痛みに鎮痛剤や絆創膏で応急処置を施せば、確かに痛みは消える。

問題は解決したかに見えるかもしれないが、根本にある慢性的な原因をほったらかしにしていたら、いずれ化膿して再発することになる。

一方で、建国から150年間に書かれた成功に関する文献は、誠意、謙虚、誠実、忍耐、勤勉、質素、節制、黄金律など、人間の内面にある人格的なことを成功の条件にあげている。

これを人格主義と呼ぶ。

どの国でも、どの経済状況においても人生を成功する人はいる。それは、テクニックを知っていればいるほど成功するという説明では証明できないと考える。人間としてどうあるか、その点であればもしかしたら証明できるかもしれない。

 

第一の偉大さ、第二の偉大さ

個性を伸ばすこと、コミュニケーションスキルのトレーニング、他者に影響を及ぼす戦略、ポジティブシンキングといった個性主義の様々な要素が成功に不要なわけではない。

それどころか不可欠な場合もある。

あくまで第一の要素ではない二次的な要素だということだ。

 

二面性や不誠実など人格に根本的な欠陥がありながら、人に影響を及ぼす戦術やテクニックを使って自分の思い通りに人を動かしたり、もっと仕事の成績を上げさせたり、士気を高めたりしようとして一時的にはうまくいったとしても、長続きするわけがない。

信頼という土台がなければ、成功は長続きしない。

基礎となら人格の良さがあって初めて、テクニックも生きてくる。

 

農場に一夜漬けは通用しない。春に種まきを忘れ、夏は遊びたいだけ遊び、秋になってから収穫のために一夜漬けで頑張る。

そんなことはありえない。

農場は自然のシステムで動いている。

必要な努めを果たし、定まった手順を踏まなければならない。

種を蒔いたものしか刈り取れない。

そこに近道はないのだ。

この原則は人の行動や人間関係にも当てはまる。

真の誠実さや根本的な人格の強さがなければ、厳しい状況に直面した時に本当の動機が露わになり、関係が破綻し、結局のところ成功は短命に終わるのである。

見せかけではない真のあなた自身の影響が、常に周囲に放たれているのだ。

何事もバランスが大事だと思うが、どうしても個性主義の方が楽に成果が出そうで惹かれてしまう。しかし、どんなことがあっても信頼の重要性は忘れてはならない。

 

 

パラダイムの力

パラダイムとは平たく言えば、物事の「見方」であり、物事をどう認識し理解し、解釈しているかである。

 

人は皆それぞれ頭の中にたくさんの地図を持っている。

これらの地図は二つに大別できる。

「あるがままの状態」が記された地図(現実)、そして「あるべき状態」が記された地図(価値観)である。

私たちは、経験することのすべてをこれらの地図を通して解釈している。

地図が正確かどうかを疑うことは滅多にない。

地図を持っっていることするら意識しないのが普通だ。

ただ単純に、物事はこうなのだ、こうあるべきなのだと思い込んでいるだけなのである。

私たちの態度や行動は、こうした思い込みから生まれる。

物事をどう見るかが、私たちの態度と行動を決めている。

誰しも、自分は物事をあるがままに、客観的に見ていると思いがちである。

だが実際はそうではない。

私たちは、世界をあるがままに見ているのではなく、私たちのあるがままの世界を見ているのであり、自分自身が条件付けされた状態で世界を見ているのである。

自分の頭の中にある地図、思い込み、つまり基本的なパラダイムと、それによって受ける影響の程度を自覚し、理解するほど、自分のパラダイムに対して責任を持てるようになる。

自分のパラダイムを見つめ、現実にすり合わせ、他の人の意見に耳を傾け、その人のパラダイムを受け入れる。その結果、はるかに客観的で、より大きな絵が見えてくるのである。

自分がどのようなパラダイムで生きているのか?

それによって受ける影響は自覚しているか?

という問いが重要である。

 

パラダイムシフトの力

パラダイムシフトがプラスに働こうがマイナスに働こうが、あるいは一瞬にして起ころうが徐々に進行していこうが、一つのものの見方から別の見方に移行することは大きな変化を生む。正しくても間違っていても、私たちのパラダイムが態度と行動を決め、ひいては人間関係のあり方にも影響するのである。

人生を揺るがす危機に直面し、物事の優先順位が突如として変わる時、あるいは夫や妻、親、管理職、リーダーなど新しい役割を引き受ける時、多くの人は考え方が根本から変化するパラダイムシフトを体験している。

大きな変化、劇的な変化を望むのなら、土台とならパラダイムを変えなくてはならない。

社会に出るという、役割の変化も間違いなく大きな変化を引き起こす。

 

見方=あり方

パラダイムと人格を切り離すことはできない。

人間においては、あり方は見方に直結するのでありどう見るかどうあるかは強い相関関係で結ばれているからだ。

あり方を変えずに見方を変えることはできない。

その逆もまたしかり。

 

原則中心のパラダイム

原則とは、誠実、正直、人間の尊厳、奉仕、貢献、本質など、人は生まれながらにして天則の存在を知り、意識している。

 

成長と変化の原則

すべての生命に、成長と発達のしかるべき順序がある。

どの段階も重要であり時間がかかる。

省略できる段階は一つもない。

 

学習の第一歩は、自分の無知を認めることである。

 

問題の見方こそが問題である。

長期的展望を持つ経営者は皆、モチベーションアップなどのセミナーに嫌気がさしている。

彼らは本質を求めている。

鎮痛剤や絆創膏ではない長期的プロセスを求めているのだ。

慢性的な問題を解決し、永続的な成果をもたらす原則に取り組みたいのである。

問題の本質を探し出そうとし、クリティカルな解決策を探ろうとするが、なかなか上手くいかない。

そんな時は、問題の見方こそが大きな問題なのかもしれない。

自分の持っているパラダイムが、時間、生活、自分自身に対する見方を誤らせていることはないだろうか。

 

新しいレベルの思考
 我々の直面する重要な問題は、その問題を作った時と同じ思考のレベルで解決することはできない。-アルベルト・アインシュタイン

自分自身の内面を見つめ、周囲を見回してみると、様々な問題は結局、個性主義に従って生き、人間関係を築いてきたからだと気づくはずだ。

これらの問題は深くて根本的な問題であり、問題を作った時と同じ個性主義のレベルでは解決できないのだ。 

7つの習慣は、この新しいレベルの思考である。

原則を中心に据え、人格を土台とし、インサイドアウトのアプローチによって、個人の成長、効果的な人間関係を実現しようという思考である。

インサイドアウトとは、一言で言えば、自分自身の内面から始めるという意味である。内面の最も深くにあるパラダイム、人格、動機を見つめることから始めるのである。

インサイドアウトのアプローチでは、公的成功を果たすためには、まず自分自身を制する私的成功を果たさなくてはならない。自分との約束を果たすことができて初めて、他者との約束を守ることができる。

アウトサイドインのパラダイムに従った人は、被害者意識に凝り固まり、思うようにいかない我が身の状況を他の人や環境のせいにする。

お互い相手だけが変わることを望み、相手の罪をあげつらい、相手の態度を改めさせようとする。

どんな問題であれ、外に原因を作ってしまったら、何も解決しない上に、自分もしんどい思いをしてしまい、そのしんどい思いは慢性的なもののまま残り、同じ問題が起きた時にさらなる大きな問題となる。

どんな問題でも、

自分の見方、あり方を

見直すことが最も効果的だと考える。

現代社会の問題@7つの習慣

青文字は僕の解釈であります。

 

恐れと不安

多くの人は何がしらの恐れにとらわれている。

将来を恐れ、職場での自分の弱さを恐れ、職を失い家族を養えなくなるのではないかと恐れている。

このように気弱になっていると、安定した生活を望み、職場や家庭でお互いにもたれ合う共存関係になりがちだ。

もたれ合いの共存関係から抜け出すには、各々が自立するほかない。

 

自立とは何か?

この問いは重要だと考える。

自分が今不安であることは、未だ自立できていないことを意味する。

たとえば、彼女に振られたら生きていけない。

これは、彼女に依存していることを意味する。彼女がいなくても生きていけるように自立し、相互依存状態を目指すことが重要だと考える。

挑戦するのが不安なのも、自分で稼いでいけるんだっていう状態(自立)になることで、挑戦できる。

 

私たちの社会は相互依存で成り立っている。

AはBに依存していてBもAに依存している。

お互い相手なしにはやっていけない。

たとえば、企業は顧客なしにはやっていけない。

消費者は農家なしにはやっていけない。

現代おいては、一人だけで生きていくことは不可能であり、社会に出たら、すべての仕事が繋がっている。

つまり、相互依存関係にあると解釈する。

社会が相互依存で成り立っているゆえに、自立という土台の上に相互依存の能力を身につけなくてはならない。

 

今すぐ欲しい

人はモノをすぐ欲しがる。

しかし、今日の結果を出す必要性と、明日の成功に結びつく能力に投資する必要性とのバランスをとらなければならないのだ。

それと同じことは、自分の健康、結婚生活、家族の絆についても言える。

健康な食事を取ろうとすることも大事だが、それを、金銭的条件や時間的条件をクリアした上で続けることができるものなのかも大事である。

簡単に稼げるバイトもいいが、明日以降も稼げるような能力はつくのかとのバランスも考えるべきである、と解釈する。

 

非難と被害者意識

人は問題にぶつかると、自分の抱えている問題や困難を他人や状況のせいにすることが当然のようになってしまっている。

そうすれば一時的には痛みが和らぐかもしれない。

しかし実際には、自分とその問題をつなぐ鎖を強くするだけなのである。

問題の責任を自分以外に置くと、問題は何も解決せず、同じ問題が繰り返されるにつれて痛みは増幅し、最終的には他人のせいにしても痛みが和らぐことはないと解釈する。

謙虚な人は自分が置かれた状況を受け入れ、責任をとる。

 

バランスの欠如

携帯電話は私たちの生活をますます複雑にしている。

より多くのことが要求され、ストレスは増し、本当に疲れさせられる。

時間を管理して少しでも多くの成果をあげよう、現代のテクノロジーの脅威をうまく駆使して効率を高めよう、有能な人間になろう、と誰もが必死で努力している。

それなのになぜ

ますます仕事に追われ、健康、家族、誠実さなど、自分にとって最も大切なものを仕事のために犠牲にしなければならないのだろう?

社会の求め(グローバル人材になれ、生産性を上げろetc.に応じていたら、心の平和やバランスの良い生活は得られない。

(大事かもしれないけど、自分にとって大事かどうかは又別)

自分にとって最も重要な事柄を明らかにし、それを誠実に実行して初めて得られるのである。

自分にとって最も重要な事柄を実行する際に、現代における文明の利器を用いることは、生産性という面で大切である。

 

利己主義

現代社会は、人生で何かを得たいなら、一番を目指さなければならない。

つまり、競争だ 

同級生、職場の同僚、家族までもが競争相手に見え、彼らが勝てば勝つほど、自分の取り分が少なくなると感じる。

もちろん外見上は他社の成功を応援する寛大な人間のように振る舞うが、内心では他人の成功を妬んでいる。

すべての人に成功が行き渡ってなお余りあると考える「豊かさマインド」を持つ人、他者を尊重し、お互いの利益のために無私の気持ちで働く人によっとそ、真のすぐれた業績はなされる。

豊かさマインドは、私的成功をしていると感じることができなければ、真に持つことはできないのではないだろうか、と考える。

 

理解されたいという渇望

人が持つ欲求の中で、他人から理解されたいという欲求ほど切実なものはないだろう。

これは他者に対して影響力を持ちたいという欲求でもある。

ほとんどの人は、影響力の鍵はコミュニケーションにあると思っている。

自分の言いたいことをわかりやすく説得力を持って伝えられれば、他者に影響を与えられるはずだと考えている。

誰かと話している時、相手の話を理解しようと真剣に聞くどころか、相手が話し終わった後のリアクションを考えながら聞いていないだろうか。

あなたが影響を与えられるのは、相手があなたに影響を与えていると感じた時からである。自分が理解されていると感じた時、あなたが心を開いてくれたと相手が感じた時に初めて、その人に影響を与えられるようになるのである。

相手を理解しようとしても、相手が理解されていると感じなければ意味はない。

心を開く事、相手を理解しようと努力する事が大切。

現代社会は、どうしてもテクニックに走ってしまい、さらにはテクニックで一時的には成功してしまうから勘違いしやすい。

 

私的停滞感

社会における普遍的な問題も常に心に留めておく事を勧める。

例えば、人のせいにする、ものをすぐ欲しがるetc.

問題の解決策とそこに至るまでの道筋を見出せるだろうし、現代社会のアプローチと時を超えた普遍の原則に基づくアプローチとの対比がはっきりと見えてくるはずである。

死の床にあって思うのは、家族や愛する者の事である。

人は誰かのために生き、最後はその人たちの事を思うのだ。

偉大な心理学者のアブラハム・マズローも、人生を終える時、自分自身の自己実現欲求よりも、子孫の幸福、達成、貢献を願ったという。彼はそれを自己超越と呼ぶ。

 

あなたが学んだことを愛する人たちに教えてあげてほしい。そして何よりも、学んだことをすぐに実践してほしい。

知識を持っていてもそれを実行しないのは、知っていることにはならないのである。

 

このエントリーをはてなブックマークに追加