「革命のファンファーレ」を読んで。

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キンコン西野は、注目され出したタイミングくらいから僕も注目してて、ただのミーハーやけど、彼の言うことは信頼できるから、僕自身かなり影響を受けていると思う。

実際、この前やったクラウドファンディングはかれのノウハウを使わしてもらって、Readyforの4000件以上のプロジェクトの中から注目のプロジェクト4選にも選ばれた。

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昔から拾い物の言葉を使う人は、自分的にはすぐには信用できず、僕が好きな人の共通点は嘘がなく、自分の経験してきたことを言葉にして話す人。


というわけで新刊「革命のファンファーレ」が出てすぐに読んでみたけど、また大きく影響をうけてしまった。

自分が印象に残ったことを3つシェア。
(3つあるかわからないけど、後で帳尻つける笑)


一つ目。
より根っこであろうところから。
「感情は環境に支配される。」というところ。

"お金を集めるには信用が必要だ。そして信用を勝ち取るためには、お婆ちゃんみたいなことをいうが、嘘をつかないことが大切だ。そのためにはうそをつかなくても良い環境を作ることが大切だ。人が嘘をつく理由は、嘘をつかざるをえない環境にいるからだ。僕らの意思決定の舵は、ぼくらの「脳」ではなく、「環境」が握っている。"

"僕があなたよりも勇気があるわけではなくて、ぼくがあなたよりも意見しやすい環境にあるという話。"

本の中では他にもいくつか例があり、繰り返しこのことを述べていた。

これを自分に当てはめたとき、まだ整理はできてないけど、僕には逃げ場所がたくさんあるなあということ。
つまり、自分のコミュニティが分散してるから、ここで失敗しても次のところに移れば良いとなる。
だから、人よりも、意見の主張ができるのではと思った。

重要なのは、勇気を持とうとするのではなく、いかに自分がしたいと思うことを自分がしやすい環境を作るかにフォーカスするかということ。

とても合理的だと感じた。

 

二つ目。
本を読んでいて、広告の本質は、いかに人が口コミしたくなるかにとことんこだわるということ、だと解釈した。

西野は、自分の時間が限られているし、足らないということを心からわかっていて、どうやったら他人の時間を使えるかというところにフォーカスしている。

いかに人が口コミしたくなるか

この問いにとことん向き合う。それは、人間の行動のくせ、心理学的な視点、今の時代の人が何を望んでいて、どんなものが好きなのか、どんな習慣があって、どんな一日のスケジュールなのか、どんな悩みを持っているのか。

これらに対するアンテナがすごい。

僕も、もともとCMのような広告は人を短期的に思い込ませてるだけやし、CMをうちつづけないといけない時点で本質的ではないと思っていたから、口コミには共感するし、そこに対するアプローチがとても合理的ですごく勉強になった。


三つ目。
これからの時代、有名になってもなんの価値もないということ。本当に価値があるのはファンがいること。タレントとアーティストの違い。認知タレント人気タレントの違い。

ベッキーとゲスの極みの騒動後、ベッキーは活動できなくなったのに、ゲスの極みは問題なく活動できてるのはなぜか?
っていう例えは秀逸やった。

本当に大事なものは信用であるということ。
ファンであるということ。

単に有名になってもなんの価値もない。

 

といった3つが印象的やった。
(なんとか帳尻合わせれた。笑)


みたいな感じかな。
(あ、勝手に口コミしてしまった笑)

 

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デンマークの本屋の棚
(全く関係はない)

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